行政書士の副業・在宅ワーク|収入と業務を解説
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行政書士は副業として取り組める数少ない士業のひとつです。在宅で対応可能な業務も多く、本業を持ちながら収入を上乗せできます。本記事では、副業でできる行政書士業務5選、在宅対応が可能な業務、収入の目安まで具体的に解説します。
行政書士は副業で活動できるのか
結論から言えば、行政書士は副業として活動可能です。行政書士法には「専業でなければならない」という規定はありません。ただし、以下の点に注意が必要です。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 登録は必須 | 行政書士を名乗るには行政書士会への登録が必要 |
| 年会費が発生 | 登録すると年間6〜8万円の年会費がかかる |
| 本業の就業規則 | 勤務先が副業を禁止していないか確認が必要 |
| 守秘義務 | 依頼者の情報を適切に管理する義務がある |
| 品位保持 | 行政書士としての品位を保つ義務がある |
副業でできる行政書士業務5選
1. 許認可申請業務
飲食店営業許可、建設業許可、古物商許可などの許認可申請は、行政書士の代表的な業務です。
| 業務例 | 報酬相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 飲食店営業許可 | 5〜10万円 | 5〜10時間 |
| 古物商許可 | 4〜6万円 | 3〜5時間 |
| 建設業許可(新規) | 10〜20万円 | 15〜25時間 |
| 産業廃棄物収集運搬業許可 | 8〜15万円 | 10〜15時間 |
2. 相続関連業務
遺産分割協議書の作成、相続人調査、遺言書の起案など、相続に関する業務は需要が高いです。
| 業務例 | 報酬相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 遺産分割協議書作成 | 5〜10万円 | 5〜10時間 |
| 相続人調査・戸籍収集 | 3〜8万円 | 5〜15時間 |
| 遺言書起案サポート | 5〜10万円 | 3〜8時間 |
3. 在留資格(ビザ)申請業務
外国人の在留資格申請は、専門性が高く報酬も高めです。
| 業務例 | 報酬相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 在留資格認定証明書交付申請 | 10〜20万円 | 10〜20時間 |
| 在留資格変更許可申請 | 8〜15万円 | 5〜15時間 |
| 永住許可申請 | 10〜15万円 | 10〜15時間 |
4. 契約書・内容証明の作成
契約書の作成やレビュー、内容証明郵便の作成は在宅でも完結しやすい業務です。
| 業務例 | 報酬相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 契約書作成 | 3〜10万円 | 3〜8時間 |
| 契約書レビュー | 2〜5万円 | 1〜3時間 |
| 内容証明郵便作成 | 3〜5万円 | 1〜3時間 |
5. 法人設立関連業務
株式会社や合同会社の設立に関する定款作成・認証手続きです。
| 業務例 | 報酬相場 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 株式会社設立(定款作成・認証) | 8〜15万円 | 8〜15時間 |
| 合同会社設立 | 5〜10万円 | 5〜10時間 |
| NPO法人設立 | 15〜25万円 | 20〜30時間 |
在宅で完結しやすい業務
副業行政書士にとって、在宅で対応できるかどうかは重要なポイントです。
| 業務 | 在宅対応度 | 備考 |
|---|---|---|
| 契約書・内容証明作成 | ★★★★★ | ほぼ100%在宅で完結 |
| 遺産分割協議書作成 | ★★★★☆ | ヒアリングはオンライン可能 |
| 許認可申請書作成 | ★★★☆☆ | 書類作成は在宅、提出は窓口 |
| 在留資格申請 | ★★★☆☆ | オンライン申請の拡大で在宅率UP |
| 法人設立 | ★★★★☆ | 電子定款認証の活用で在宅対応可 |
近年はオンライン申請の拡大や電子定款認証の普及により、在宅で対応できる業務の幅が広がっています。
副業行政書士の収入目安
| 活動レベル | 月間案件数 | 月収目安 | 年収目安 |
|---|---|---|---|
| 低(週末のみ) | 1〜2件 | 3〜10万円 | 36〜120万円 |
| 中(週10〜15時間) | 2〜4件 | 10〜25万円 | 120〜300万円 |
| 高(週20時間以上) | 4〜6件 | 25〜50万円 | 300〜600万円 |
ただし、年会費(6〜8万円)や事務所維持費を差し引く必要があります。また、開業直後は集客に時間がかかるため、安定した収入を得るまでに半年〜1年はかかると見込んでおきましょう。
副業行政書士の集客方法
| 方法 | 費用 | 難易度 | 効果 |
|---|---|---|---|
| ホームページ・ブログ | 低〜中 | 中 | 長期的に効果大 |
| SNS(X・Instagram) | 無料 | 中 | 認知度向上 |
| クラウドソーシング | 手数料のみ | 低 | 初期の実績作り |
| 紹介(行政書士会・知人) | 無料 | 低 | 信頼性が高い |
| Googleビジネスプロフィール | 無料 | 低 | 地域集客に有効 |
副業の段階では、まずクラウドソーシングや紹介で実績を積み、並行してホームページを育てていくのが現実的な戦略です。
副業から本業への移行タイミング
副業で安定した収入が得られるようになったら、本業への移行を検討するタイミングです。
- 月収が本業の手取りの50%以上になったとき
- 案件を断らざるを得ないほど依頼が増えたとき
- 本業の時間制約で対応できない案件が増えたとき
FAQ
Q1. 会社員をしながら行政書士登録できますか?
はい、可能です。行政書士法に専業要件はありません。ただし、勤務先の就業規則で副業が禁止されていないか確認してください。近年は副業を認める企業が増えています。
Q2. 副業行政書士の年会費は経費にできますか?
はい、行政書士業務に関連する年会費は必要経費として計上できます。確定申告の際に事業所得の経費として処理しましょう。
Q3. 副業で始めて採算が取れるのはいつ頃からですか?
個人差はありますが、開業後6か月〜1年で年会費や初期投資を回収できるケースが多いです。最初の3か月は集客活動に注力し、半年後に月5万円程度の収入を目指すのが現実的な目標です。
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まとめ
行政書士は副業として取り組める士業であり、在宅で対応可能な業務も多数あります。許認可申請・相続・在留資格・契約書作成・法人設立の5分野が副業向きです。年会費などの固定費を考慮しつつ、まずは週末や空き時間を活用して実績を積み上げていきましょう。
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行政書士ガイド編集部 / 2026年