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行政書士の合格ラインは?合格基準点と過去の推移を解説

行政書士の合格ラインは?合格基準点と過去の推移を解説は、2026年02月12日時点で確認できる公開情報をもとに更新しています。

試験日程、申込要項、法改正、統計、講座料金、合格実績の定義は変わることがあるため、試験実施団体・官公庁・各サービスの公式サイトも必ず確認してください。

  • 数値は最新公表値か、集計対象と公開日をあわせて確認する
  • 口コミや比較情報は、料金・サポート範囲・返金条件まで見て判断する
  • 法改正や受験要件は本文だけで完結せず、公式要項にも戻って確認する

行政書士試験の合格ラインは300点満点中180点以上です。ただし、法令科目と一般知識にそれぞれ足切り基準点が設定されており、総合点だけでは合格できません。この記事では合格基準点の仕組み、過去の合格ラインの推移、確実に180点を超えるための得点戦略を解説します。

行政書士試験の合格基準点は3つある

行政書士試験に合格するには、以下の3つの基準をすべて満たす必要があります。

基準 条件
総合点 300点満点中180点以上(60%以上)
法令科目 244点満点中122点以上(50%以上)
一般知識 56点満点中24点以上(約43%以上)

重要なのは、この合格基準が絶対評価であることです。司法書士試験のように毎年基準点が変動する相対評価ではなく、何点取れば合格かが事前に明確です。つまり、他の受験生の出来に関係なく、自分が180点以上取れれば確実に合格できます。

ただし、行政書士の合格率が示すとおり、実際の合格率は10〜14%程度で推移しています。180点は決して低いハードルではありません。

過去10年間の合格ラインと合格率の推移

過去10年間の合格率と合格者数のデータを確認しましょう。

年度 受験者数 合格者数 合格率 合格点
2024年 46,991名 6,571名 13.98% 180点
2023年 46,991名 6,571名 13.98% 180点
2022年 47,850名 5,802名 12.13% 180点
2021年 47,870名 5,353名 11.18% 180点
2020年 41,681名 4,470名 10.72% 180点
2019年 39,821名 4,571名 11.48% 180点
2018年 39,105名 4,968名 12.70% 180点
2017年 40,449名 6,360名 15.72% 180点
2016年 41,053名 4,084名 9.95% 180点
2015年 44,366名 5,820名 13.12% 180点

合格点は毎年180点で固定されています。合格率が年度によって10〜16%と変動するのは、問題の難易度によるものです。2017年度のように比較的易しい年は合格率が15%を超え、2016年度のように難しい年は10%を割ることもあります。

法令科目の足切り基準と得点戦略

法令科目は244点満点中122点以上が必要です。

法令科目の配点内訳:

科目 5肢択一 多肢選択 記述式 合計
基礎法学 8点 8点
憲法 20点 8点 28点
行政法 76点 16点 20点 112点
民法 36点 40点 76点
商法・会社法 20点 20点
合計 160点 24点 60点 244点

法令科目で122点を取るには、正答率50%でOKです。しかし、合格点180点を目指すなら法令科目で150〜160点を取る必要があります。なぜなら、一般知識は56点満点で大きな得点が見込めないためです。

行政書士の試験科目で解説しているとおり、行政法(112点)と民法(76点)で188点を占めます。この2科目で70%以上の正答率を達成すれば、法令科目の足切りは確実にクリアできます。

一般知識の足切り基準と対策

一般知識は56点満点中24点以上が必要です。これは14問中6問以上の正答を意味します。

一般知識の出題分野:

一般知識の足切りは「法令科目は得意だが一般知識で不合格」という受験生を毎年生み出す厄介な存在です。

足切りを回避するための戦略はシンプルです。まず、文章理解3問を全問正答すること。文章理解は現代文の読解問題であり、法律知識は不要です。対策すれば安定して得点できる分野です。

次に、情報通信・個人情報保護法で2〜3問を確保すること。この分野は出題範囲が限定的で、過去問の傾向がつかみやすいです。

この2分野で5〜6問を確保できれば、政治・経済・社会で1問正答するだけで足切りラインをクリアできます。

180点を確実に超えるための得点配分モデル

合格点180点を確実に超えるための、現実的な得点配分モデルを示します。

目標得点モデル(合計196点):

科目 配点 目標点 正答率
行政法 112点 80点 71%
民法 76点 50点 66%
憲法 28点 20点 71%
商法 20点 8点 40%
基礎法学 8点 4点 50%
一般知識 56点 34点 61%
合計 300点 196点 65%

このモデルのポイントは、商法を「捨て科目」にしていることです。商法は出題範囲が広い割に配点が低いため、最低限の対策で4〜8点を確保し、その分の学習時間を行政法と民法に投入する戦略が効率的です。

行政書士の勉強法でも解説しているとおり、行政法と民法の2科目で合格の8割が決まります。

まとめ

行政書士試験の合格ラインは300点満点中180点(60%)の絶対評価です。法令科目122点以上・一般知識24点以上の足切り基準もクリアする必要があります。行政法と民法に学習時間を集中投入し、一般知識は文章理解と情報通信で足切りを確実に回避する戦略が合格への近道です。

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FAQ

行政書士の合格ラインは?合格基準点と過去の推移を解説の結論だけ先に知るには?

冒頭の結論と比較表を先に確認し、そのうえで自分の学習経験、残り期間、予算、必要サポートに合うかを本文で絞り込むのが効率的です。

2026年時点で特に注意する点はありますか?

試験制度、統計、講座料金、キャンペーン、法改正は年度途中でも更新されることがあるため、最新の公式情報とあわせて確認してください。

行政書士の合格ラインは?合格基準点と過去の推移を解説で判断を誤らない方法は?

一つの情報源に依存せず、本文の要点、関連記事、公式サイトの一次情報を照らし合わせて、自分に関係する条件を優先して判断することです。

この記事の執筆者
行政書士試験・通信講座の比較解説
公的機関の情報を根拠に、正確性を重視して執筆しています。